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2026.08.24
東海中学校の生徒の皆さんと、SNSから「人と社会」を考えました
東海中学校3年生の皆さんが、総合学習の卒業レポートのため、本センターを訪れました。 テーマは「SNSでの誹謗中傷」。身近なSNSの問題を入口に、人と人との関係や社会のあり方について考える時間となりました。

用意してきた質問を出発点に、SNS上のコミュニケーションや人間関係について議論する様子
今回の訪問のきっかけは、本センターの須田永遠特任准教授が共同研究を行っている、 SNS上の悪口や攻撃的なコミュニケーションに関する研究でした。 生徒の皆さんは、「なぜSNSでは誹謗中傷が起こるのか」 「匿名でなければ減るのか」「投稿した本人はどのようなつもりなのか」など、 それぞれに考えてきた疑問を次々に投げかけてくれました。
須田特任准教授からは、SNS上の誹謗中傷や外国人排斥などを扱ってきた研究を例に、 個々の言葉だけを見るのではなく、それが誰から誰に向けられ、 どのような関係や社会的な状況のなかで語られているのかを考える研究の視点を紹介しました。
当日は、あらかじめ用意した質問に答えて終わるのではなく、 一つの話題から別の疑問が生まれ、その疑問からまた議論が広がっていきました。 話は次第に、なぜ人は他者を攻撃するのか、人は集団のなかでどのように振る舞うのか、 人と人との関係はどのようにつくられるのか、といった問いへと展開しました。
とりわけ印象的だったのは、生徒の皆さんがSNSという個別の問題だけではなく、 その背後にある人間関係や社会性そのものに強い関心を向けていたことです。 身近な出来事から出発しながら、自分たちで問いを広げ、考えを深めていく活発な対話の時間となりました。
身近なSNSの問題を入り口として、人と人との関係や社会のあり方について考えを深める、 活発な対話の時間となりました。